■どんど焼 【2009.01.11】 9:00〜11:00
今日は「鏡開き」です。
玄関などにそなえておいた鏡餅をおろし、しめ飾りや門松も外します。
ここ長谷ではこの作業を前日に行い、玄関前に置いておいたしめ飾りや門松を小学6年生が中心になって集めました。その他のダルマや竹など、「どんど焼き」で焚くものは当番の人たちが協力し合って集めました。
「どんど焼」は近くの畑を借りて行われました。あたりいちめん白銀の世界です。
サラサラの雪の上に木や竹でやぐらが組まれ、火をつけるとたちまち勢いよく燃え上がり、もくもくと煙が舞い上がりました。時折パーンという竹の節のはじける音が響き渡ります。
おおかた燃えた後は持ち寄ったお餅を焼いて食べました。おしるこ、醤油付け、はたまた海苔巻きとめいめいの好みで「はふはふ」ほおばり、幸せ顔でいっぱい。
煙の香りが身体中に沁み込んで、厄除けと無病息災の祈願も一緒に済ませたような気分でした。
「どんど焼」−広辞苑より−
小正月(1月15日)に村境などで行う火祭り。門松・竹・注連縄(しめなわ)などを集めて焚く。
左義長(さぎちょう):小正月の火祭りの行事。
宮中では正月15日と18日に吉書(きっしょ)を焼く儀式。清涼殿の東庭で、青竹を束ね立て、毬打(ぎっちょう)3個を結び、これに扇・短冊・吉書などを添え、謡いはやしつつ焼いた。
民間では正月14日または15日(九州では6〜7日)長い竹数本を円錐形などに組み立て、正月の門松・七五三飾(しめかざり)・書き初めなどを持ち寄って焼く。
その火で焼いた餅を食えば、年中の病を除くという。
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