■どんど焼 【2010.01.10】 9:00〜11:00
今年は「鏡開き」の前日になりました。
お正月の飾り物などを外して燃やします。
前日までに各家庭でしめ飾りや門松を所定の場所に持ち運び、それを小学6年生が中心になって集めました。その他のダルマや竹など、「どんど焼き」で焚くものは当番の人たちが協力し合って集めました。
「どんど焼」は近くの畑を借りて行われます。今年は雪解けあとで結構ぬかっていました。
木や竹でやぐらが組まれ、火をつけるとたちまち勢いよく燃え上がり、もくもくと煙が舞い上がりました。中央に飾り付けられたダルマが今年は早々と焼け落ちてしまいました。
持ち寄ったお餅を焼いて食べるのがまた楽しみです。おしるこ、醤油付け、海苔巻きとめいめいの好みでほおばります。
身体中に沁み込んだ煙の香りで、今年の無病息災を祈願しました。
「どんど焼」−広辞苑より(再掲載)−
小正月(1月15日)に村境などで行う火祭り。門松・竹・注連縄(しめなわ)などを集めて焚く。
左義長(さぎちょう):小正月の火祭りの行事。
宮中では正月15日と18日に吉書(きっしょ)を焼く儀式。清涼殿の東庭で、青竹を束ね立て、毬打(ぎっちょう)3個を結び、これに扇・短冊・吉書などを添え、謡いはやしつつ焼いた。
民間では正月14日または15日(九州では6〜7日)長い竹数本を円錐形などに組み立て、正月の門松・七五三飾(しめかざり)・書き初めなどを持ち寄って焼く。
その火で焼いた餅を食えば、年中の病を除くという。
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