■木曽義仲(木曽郡木曽町) 【2009.06.03】
義仲館の受付の方が印象的でした。
「木曽義仲ってどんな人?」
「そんなこと聞いてくださるな、アルバイトだもの」
と前置きしつつ、とくとくと語り出しました。
その語りが名調子で面白くてしばらく入口で立ちん棒...。義仲にまつわる裏話から当時の浮世話まで、とにかく話好きの好老子でした。
すっかり予備知識を得、さて、館内を見学。
義仲31歳の若さで闘死した『粟津ヶ原の戦い』に始まり生涯の主要な場面が100号以上もある油絵にしたためられていました。
順を追うごとに若くなる?一周間近になってようやく逆の道順で見学しているのに気付いた始末...。
もちろん、正しい道順で再度見学しましたよ。(エヘッ)
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義仲館の西側すぐ奥に義仲公の菩提寺「徳音寺」があります。その入口に大きな歌碑があり、思わすデジカメのシャッターを切りました。次のような歌が刻まれています。
木曽川挽歌 作詞:山内敏暉
作曲:豊光宏仲
木曽の松風日義の里に
若き血潮が吹きあげる
平家伐たんと義仲公よ
燃えし精魂今いずこ
治承四年春弥生
若名御前や帰らじの旅
神の情けの儚さは
歴史の跡を木曽川端に
一つ葉繁る観音堂
八百余年夢はるか
雨の横吹き若葉が一つ
悲恋に散りし語り草
悠久挽歌ちらちらしびれ
しのぶ昔を川が知る
美濃の哀歌よ地蔵尊