◆早朝の散歩◆

非持の丘:ヤギの子供が生まれていました
非持の丘:ヤギの子供が生まれていました(2009.05.02 8:56)
■早朝の散歩 【春の田舎道】

 都会(横浜)での夜型の生活習慣から抜け出すことができました。
『田舎暮らし』を始めて2年目に入ってようやく、です。

 こんなにもすがすがしい朝があるのというのに、もう1年もの間眺めることなく過ごしてきたのを思うと、もったいないことをしたものです。

 田や畑で農作業をしている人によく会います。涼しいうちに一仕事しておくのでしょうか。「おはようございます」と声をかけると威勢のいい返事をいただいてしまいます。

 ケキョケキョケキョケキョ、ホーホケキョ!
 鳴き声のする木陰に視線を集中してじっと息を凝らしていると、尾を振り振り鳴いているうぐいすの姿が観察できます。木々の間を飛び交う他の小鳥たちの鳴き声も加わって静寂を裂くひとときも...。

 朝露に濡れた雑草をはむ子ヤギたちをしばらく眺めていました。その間中、親ヤギは同伴の犬(くまたろう)が気になるらしく威嚇のポーズ(前足で地面をドンドンと蹴りつる動作)を繰り返していました。
 子を守る親の気迫がピリッとした緊張感をあたり一面に漂よわせているようでした。

泉原の木漏れ日泉原の木漏れ日(2009.05.01 7:54) 親ヤギが威嚇!親ヤギが威嚇!(2009.05.14 9:09)
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■野生のフクロウ 【2009.05.31】

 去る早朝散歩の帰り道(2009.04.12)、草むらにうずくまっている野生のフクロウを見つけました。
 一旦はそのままにして通り過ぎたものの「秋」のことです、気がかりでならず引き返して保護しました。

 飛び立つことも歩くこともせずじっとしたままです。わらを敷いた空き箱に入れ、頭をなでてあげると大きな目を開けてまぶしそうにこちらを見上げました。その表情は幼子のようでなんともはや愛くるしいこと。

 くちばし辺りから少し血がにじんでいる程度で大きな怪我はしていないようです。でも、水や餌をくちばしに近付けてみても全く食べようとはしません。

 このままここにしておいては助からないのは目に見えているます。
 手放したくない気持ちを抑えて専門の保護機関へ連絡して手渡すことにしました。

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 生きたフクロウの頭をなでられたなんて本当に幸運なことでしたね、極めて稀なことですよ、と後で獣医さんがおっしゃっていました。

 このフクロウ、その後元気になり、野生に戻されたと聞いています。

道端にうずくまっていました道端にうずくまっていました まぶしくて...まぶしくて...
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