◆外壁工事◆

■外壁工事@(タイペックシート張り) 【2007.11.19】 1:00〜3:30pm

 この前に来た時とすっかりイメージが変わっていました。

 白いシートが外周いちめんに張られています。
 これがタイペックシートといわれているもので、外部からの水分と風をシャットアウトし(耐水性・防風性)、かつ内部からの湿気を外に逃がす(透湿性)というすぐれものなんだそうです。

 今日は、外壁の色合わせをすることになっていて、設計者のKさんにサンプルをいくつか持ってきていただきました。
 現場で実際に外壁にあててみるのがいちばんだそうです。陽のあたっているところと陰っているところではずいぶんとニュアンスの違います。
 ツートン仕様なのでその組み合わせも試してみました。

 「ウッディーブラック」と「ソルベージュA」に決めました。さぁ〜て、どんなイメージに仕上がるんでしょうねぇ。待ち遠しい限りです。

 それから、ウッドデッキに塗装する塗料の色は「1241オーク」に決めました。

 このウッドデッキ塗りは自前で行うことになっております(施主、初めての工事参加!?うまくいくのかなぁ)。Kさんにその方法を教わりました(→ウッドデッキ塗り)。

 並行してお風呂の設置工事も始まっています。

 玄関収納脇のポスト(郵便受け)も取り付けていただきました。


北側遠方北側遠景(2007.11.19 13:26)
桜の葉はすっかり散って... 玄関正面(東)玄関正面(東) ウッドデッキ付近(南西側)ウッドデッキ付近(南西側)
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■外壁工事A(通気胴縁取付) 【2007.11.22】 1:30〜2:30pm

 外壁の下地になる通気胴縁の取付が終わっていました。

 通気胴縁には初めから通気のための切込みがある専用の胴縁を使用しています。

 外壁のサイディングの仕上材が縦張りか横張りかによって胴縁の向きが決まります。

 玄関側の1階部分は縦張りなので通気胴縁は横に取り付けられています。その他の外壁は横張りなので通気胴縁は縦に取り付けられています。

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 「秋」と娘が見学に同行しました。娘は初めての見学ですが、もうすっかり気に入ってしまい、どうやら一緒に住むことに決めたらしい(でも、横浜に帰ったらまた気が変わるかも...)。

玄関(北東側)玄関(北東側) 通気胴縁通気胴縁
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■FRP防水工事 【2007.09.10】 【2007.11.27】 1:00〜4:00pm

 バルコニーの防水工事(FRP※防水)が行われていました。防水処理を施した部分が完全に固まるまではブルーのシートで養生します。  
 ※FRPとは Fiber Reinforced Plastic の略で、複合材料の一つです。ガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませ強化したもので、強靭性と弾力性に優れていて、防水性は他の防水工法と比べて抜群の性能を発揮するそうです。
 
 部屋の中では床張り工事が進められています。
 
養生中のバルコニー(FRP防水)養生中のバルコニー(FRP防水)
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■外壁工事B(サイディング張り) 【2007.12.01】 1:00〜3:00pm

 サイディング工事が始まりました。

 いよいよ外観のお化粧です。どんなふうに仕上がるのか、今から楽しみです。

 外壁はT社製が品薄になり、急きょN社製に切り替えています。
 「マイスターウッド調(スティンチャコール)」と「ニューシャトーウォール(フロストクリーム)」のツートンです。これは11月24日に色決めしたものです。

 今日はその初日、外壁工事屋さんが6人もかけつけてくださりとても賑やかです。

 部屋の中では並行して断熱パネル張りが進められています。
 
玄関(北東側)玄関(北東側) サイディング張りサイディング張り
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■外壁工事C(サイディング張り) 【2007.12.05】 1:00〜2:30pm

 いい色合いです。イメージ通りの風合いが出ていて感激しました。

 外壁工事をされている方々の掛け声がいっそう軽やかに聞こえてきます。今日中に張り終えてしまうそうです、と設計者のKさんがおっしゃってました。

 急きょ外壁の製造メーカーを変更するというハプニングがありましたが、かえってこちらにしてよかったと思います。
 これもひとえに、Kさんの適切な判断と外壁工事屋さんのご協力があってこその成果です。ありがとうございました。

 部屋の中では木製建具工事が始まっています。
 
玄関(北東側)玄関(北東側) 玄関(南東側)玄関(南東側)
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■シーリング工事 【2007.12.08】 1:00〜3:00pm

 外壁のシーリング工事が行われていました。

 これって、すぐには乾かないんですね。
 見学している途中でシーリングしたところにうっかり手をついてしまい、左手の中指にベットリと着き驚きました。あわててぬぐい取り表面を均しておきました。幸い窓の桟の下側の目立たないところだったのでホッとしました。

 各種引き込み(幹線電源、CATV、NTT)用のケーブル接続口の電気工事も済んでいました。

 部屋の中では腰板張りが行われています。
 
陽が沈む...(2007.12.08 15:03)
陽が沈む...(2007.12.08 15:03)

シーリングテープを貼りシーリングテープを貼り シーリング後テープをはがしますシーリング後テープをはがします 外部ケーブル接続口(外壁右側)外部ケーブル接続口(外壁右側)
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■張り替え(バルコニーの西側) 【2007.12.15】 1:00〜3:30pm

 外壁ではもうひとつハプニングがありました。

 いい色合いなので感激して眺めていたのでしばらくは気が付きませんでした。「あれっ、バルコニーの西側の色が?」と気がついたのは数日経ってからでした。

 他の面(南面と東面)は「スティンチャコール」なのに西面だけがなぜか「フロストクリーム」です。

 急きょ設計者のKさんに連絡して張り替えていただくようお願いしました。即対応していただき本当に助かりました。

 これまたひとえに、Kさんの適切な判断と外壁工事屋さんのご協力があってこその成果なのです。重ねてありがとうございました。
 
張り替えました(バルコニー西側)張り替えました(バルコニー西側)
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■バルコニーの手すり 【2007.12.20】 1:00〜3:30pm

 バルコニーの手すりが取り付けられていました。

 小犬沢橋、中学校、美和湖、そして伊那山地の山々が眼下に広がっています。

 中では造作工事が進められています。
 
バルコニーの手すりバルコニーの手すり
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【Memo】

 断熱性能の高い住宅ほど湿気の逃げ道がなく、外気との温度差によって壁体内で結露が起こりやすくなります。結露によって断熱材の濡れ、木部の腐食がおこり、建物の耐久性が低下します。
 そこで外壁と壁体内の間に通気層を設け、壁体内の湿気を効率よく排出させる施工をおこないます。これを通気工法といいます。
 温度差によって外壁下部から空気が流入し、外壁と透湿防風シートの間を通り、断熱材や木部の湿気を吸って外部に放出されます。
 またこの通気層は外気と同じ気圧を保ち、雨水の進入を防ぎ、夏の日射時にも壁体内の温度上昇を抑える役割があります。

 外壁工事では次の点をチェックしましょう。

 ◆防水紙はしわなく張られていますか?
 ◆重ね目はきちんととめられていますか?
 ◆外壁材は図面どおりの物が使われていますか?
 ◆シーリングは隙間なく充填されていますか?
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