◆建て方(上棟式)◆

■外部足場掛け 【2007.10.20】 現場見学0:30〜1:30pm

 昨日はかなり激しい雨が降ったので現場が心配でした。今日はいい天気です。山の天候はメリハリがきいていでハラハラします。

 現場では外部足場の組立てが行われていました。背後ではブルーのシートに覆われたプレカット済みの木材たちが建て方に備えて待機しています。

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 現場に向かう途中でうっすらと雪化粧をした仙丈岳(南アルプスの主峰、標高3033m)がクッキリと眺められました。

 なんでも、昨日は今季一番の寒気が入り「北アルプスの槍・穂高連峰などは19日から20日朝にかけて今季初めて本格的に雪が積もった」と聞いています。


仙丈岳(雪化粧)
仙丈岳(雪化粧)

北側遠景北側遠景(2007.10.20 13:11)
湖面はエメラルドグリーンです 外部足場(北東角より)外部足場が組立てられていきます 基礎の墨付け基礎の墨付けも済んでいました
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■建て方 【2007.10.24】 現場見学1:00〜14:30pm

 「うわぁ、いい香りがする」と見学は初めての「秋」の第一声。

 現場にはいちめんにヒノキの香りが漂っていました(思わず深呼吸)。既に家の骨組み(土台、柱、梁)は組み上がり、屋根工事が進められていました。

 屋根ユニット(ダントツルーフパネル)がクレーンで吊りあげられ取り付け位置まで運ばれていく光景は、先の基礎工事(コンクリート打設)の時の高さをはるかにしのぎ、雄大そのものでした。

 元気のいい掛け声が飛び交い、静寂な周囲もここばかりは活気にあふれていました(K工務店の大工さん総出とのことです)。

 現場の活きのよさについついお調子に乗り、午後3時の中休みにはずうずうしくも大工さんたちとご一緒してしまいました。

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 「秋」はというと、「おじいちゃん」の家におじゃましてずいぶん話し込んでいた様子です(蜂蜜を入れる大きなびんを忘れずに用意していったそうで...)。

建て方(南東角より)骨組みが出来上がりました 建て方(和室屋根)クレーンで屋根パネルが...
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■上棟式 【2007.10.25】 3:00〜3:30pm

 2階の個室になる一角に祭壇が飾られ、棟梁のKさんの運びで上棟の儀式が執り行われました。

 二拝二拍手一拝で始まり、棟梁による祝詞があげられ、四隅の柱を洗米と塩でお清めし、再び二拝二拍手一拝をし、お神酒で乾杯。
 その後1階で見守られていた大工さんたちとお神酒で乾杯し、折り詰と祝儀をお渡しして閉会。

 ごく簡素なものでしたが滞りなくことが済みほっとしています(これもすべてKさんのおかげ。供え物、式次第、祝儀などざっくばらんにご相談し、丁寧にお教えいただきました)。

 また、仮設の階段を一歩一歩踏みしめながら上り、2階から初めて辺りを見下ろしたときの感慨はひとしおでした。


上棟式(南東遠方より)ルーフィングが張られました 上棟式(和室屋根)祭壇が飾られ...
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【Memo】

 基礎工事をしている間に別の場所で木材の加工(プレカット)が進められています。現場にそれが搬入されると、いよいよ家の骨組みを組み立てる「建て方」に入ります。

 この作業は1〜2日程度で終わります。大工さん同士の掛け合いや木を打つ音などとともに家の骨組みが出来上がっていく過程は、自分の家が出来るんだということを実感させられ、ワクワクさせられる瞬間です。

 「上棟式」は新し家への祝福とともに、現場工事者へのねぎらいと今後の工事の無事完成を祈願する儀式です。

 建て方では次の点をチェックしましょう。

 ◆土台、柱、梁は図面どおりに配置されていますか?
 ◆材料(樹種、サイズ)は図面どおりの物が使われていますか?
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