■御嶽山登山(のぼり) 【2012.08.20】
とにかく暑かったです。3000m級の山とは思えないほど...。
「御嶽ロープウェイ」を楽しみ(15分間)、黒沢口から入りました。
樹の切り株などで組まれたよく整備された階段が敷き詰められた登山道をただひたすら登ります。
樹木やクマザサの生い茂る七合目から八合目の間はブヨなどの虫がしつこくまとわりついてきて蒸し暑くて最初からバテ気味でした。
八合目を過ぎるとやがて森林限界になり足元はハイマツと黒っぽい石と砂に変わりブヨからは解放されましたが、曇りがちの空から差す時折の太陽光が暑さをいっそう誘いました。
女人堂(八合目)脇にひっそりと咲いている『イワギキョウ』をみつけました。山登りの疲れを忘れさせてくれる瞬間です。
九合目からは岩の道になり、濃いガスと晴れ間が激しく入れ替わる中をのぼりました。
山頂前にかなり急な階段(80段位)が立ちはだかっていました。「ふうっ、こんなところになんで...」
一息入れてから登り切り、やっと山頂にたどりつきました。
(所要時間約4時間)
視界はゼロに近く、大パノラマは拝めそうにありませんでした。おまけに、山小屋(御嶽頂上山荘)の改修中なのか、まちなかの工事中のような様相で廃材を燃やす黒煙の舞いあがるのを眺めながら頬張るおにぎり...。
幻滅の悲哀を味わうとはこのことかも(ちょっと大げさ?)。
平和の鐘をつき、奥社にお参りをしてお札を買いました(山頂でこんなことができるのも妙です。信仰心?あやしいです)。
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標識(登山道入口)
行場山荘(7合目、黒沢口、 名物「ちからもち」は帰りのお楽しみ)
女人堂(8合目)
イワギキョウ、見つけたよ(女人堂脇)
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