◆宮田祇園祭◆
■宮田祇園祭 【2011.07.16】
今月始めに南アルプス登山で初めて出会い、妙に意気投合してお友達になった方がいます(仮にAさんとしておきます)。 そのAさん、ずいぶん前に東京から越してきて現在は宮田村に住んでいるとのこと。自称「人待亭」の主人だそうで予約が入ったときのみ手料理でのおもてなしをしてますと。 お言葉に甘えて「宮田まつり」見学がてら「人待亭」へお邪魔することにしました。お祭りの中心地である「津島神社」へは1ヶ月半ほど前に別件でたまたま訪れていますが、その時のひっそりとしたたたずまいとはうって変わって飾り立てられ輝いているのには驚きました。 社務所には立派な「みこし」が収められていましたが、村中を練り歩いた後、神社の階段から投げ落として粉々にしてしまうとのことです(名物「あばれ神輿」)。神事を終え境内を練り歩いた「みこし」は、階段脇の坂道を降り、青年たちの勇ましい掛け声とともに村中へと進んで行きました。 神社の鳥居のところでAさんと再会!お祭り衣装がピッタリと決まっていました(すでにほろ酔い状態)。 去年のみこし担ぎでべろんべろんによっぱらって大変なことになってしまったので、今年は祇園囃子屋台の上で鼓打ちをして静かにしていたと、いつもの名調子。これが俳優の誰やらさんと重なるんです。 町並みを案内してもらいながら歩くこと約20分、「人待亭」はAさん宅の脇にありました。駐車場の一角に机と椅子を並べただけの質素なところでしたが、不思議と落ち着きました。 しばらくしてAさんの山友達(Kさんとしておきます)がやってきました。なんでも、Aさんが料理をこしらえている間は席をあけがちなので話し相手にKさんを呼んでおいたとのこと。この気遣い!それにKさんも気さくでいい方ときて、ますます気分は高揚! 地の野菜、地酒、焼肉などを頬張りながら大いに語り合いました(とはいうものの、話の中身は余り覚えていないんです。エヘヘ)。 会食の後は、しばらくの間(この後のあばれ神輿のクライマックスを楽しみに)、庭から見える花火をワアワアいいながら観賞しました。 すっかりいい気分になってしまい、お代を請求されなかったことに後で気づいたほどです。そんなにお酒入っていて帰りの足はどうしたって?そうそう、息子に送迎を頼んでおいたんですよ。 後日、Aさんにはお礼の言葉を添えて、少しばかりのお品を届けておきました。 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |