◆鉄道で行く郡上・下呂温泉の旅◆

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■1日目 【2010.11.17】  はれ
郡上八幡城の紅葉(2010.11.17 16:05)
背景:郡上八幡城の紅葉(2010.11.17 16:05)
 南アルプスの麓に移り住んで3年目。こんなに自然がいっぱいの処に住んでいながら、なお旅の虫は騒ぎ立てるんです。それも鉄道を利用してのローカルな旅・・・。

 「鉄道絶景の旅bR8」(集英社刊、2010年3月25日号)という本をご存知ですか?期間限定で週毎に刊行されていた本のひとつで(35頁)、今回の旅の虫を騒がせた張本人なんですよ。
 この号では「長良川鉄道」と「高山本線」が紹介されています。そして、この沿線2線の温泉スポットといえば、「郡上温泉」と「下呂温泉」ですね。

 3日間で合計777.5km鉄道沿線の車窓を眺めることができ、丁度北アルプスを時計回りで一周する鉄道の旅となりました。

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 中央アルプス、北アルプスを時計回りに大きく迂回して伊那谷からて郡上八幡へ向かいました。
 飯田線、中央委本線、太多(たいた)線、長良川鉄道を乗り継ぎ、およそ7.5時間かけて最初の温泉スポットのある郡上駅へ到着しました(この日の延べ乗車距離242.2km)。

 郡上八幡城のもみじが見ごろを迎えていて目の覚めるような鮮やかさでした。

 温泉宿では、郡上おどりの手ほどきをうけ、すっかり汗をかいてしまいました。うまく踊れた人には「免許」が交付され、何と『秋(あき)』がいただいちゃいました!?

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 事前に用意しておいた案内図を片手に郡上八幡の古い町並みを散策しました。

 四方を山に囲まれ、町の真ん中を吉田川と小駄良(こだら)川が流れ、長良川に合流しています。
 なんでも、郡上八幡城天守閣から町並みを見下ろすと町全体が一匹の魚の形に見えるとのことらしいけれど、それを聞いたのは翌日のことなので後の祭りでした。

 お城の町、踊りの町、そして水の町。ことに「いかわの小みち」をゆったりと泳ぐ太っちょの鯉の大群はユーモラスでのどかでした。

「山内一豊と妻千代の像」から郡上八幡城を見上げる「山内一豊と妻千代の像」から
郡上八幡城を見上げる
郡上八幡城天守閣から「山内一豊と妻千代の像」を見下ろす郡上八幡城天守閣から見下ろす
「山内一豊と妻千代の像」
紅葉に囲まれて紅葉に囲まれて
※写真をクリックすると拡大表示します。
郡上八幡〜下呂温泉2泊3日の旅
郡上八幡〜下呂温泉2泊3日の旅
鉄道絶景の旅bR8(集英社刊、2010年3月25日号)
「鉄道絶景の旅bR8」
集英社刊、2010年3月25日号
長良川鉄道の時刻表(抄)
長良川鉄道の時刻表(抄)
郡上温泉案内図
郡上温泉案内図
よく踊れました!
よく踊れました!
「いかわの小みち」の動画を見ます
「いかわの小みち」の鯉の群れ


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