■構造用合板の取付ほか 【2007.11.14】 1:00〜3:00pm
現場に着いたとき、車の多さに驚きました(確か6台)。 4名の大工さんと2名の電気屋さんがそれぞれの持ち場で工事されていてどことなく活気づいていました。 サッシの取付と並行して構造用合板(OSBボード)の取り付けが進行しています。 軒天(のきてん、屋根の軒先部分−外壁から出ている部分−の裏側)に張るOSBボードを表裏どちらにするかの打合せを現場の大工さんとしました(事前に設計者のKさんからその旨の連絡を受けていましたので)。 軒天の仕様は「構造材現わし」です。 OSBボードの表面には防水処理がされていて部分的に文字が印刷されています。一方、裏面は文字がなく見た目はきれいですが防水処理がされていません。結局、見た目よりも機能重視ということでお願いすることになりました(見上げれば表面)。 電気配線工事(床下、壁内の逃げ配線)も進められています。 量水器が取り付けられ水道が使えるようになりました。 -- ・_・ -- 南隣の「おじいちゃん」が黄色いヘルメットをかぶってやってきました。なんでも、近くの木を伐採に行くんだと(もちろんボランティアで)。以前おじゃましたときに「おれはボランティアしかやらねぇっ」とおっしゃってたのを思い出しました。「気をつけていってらっしゃい!」 帰りがけに今度は北隣のKさんがなにやら袋をさげてやってきました。だいこんが3本も入っています。「いま採ってきたから味噌汁にでも入れて」と。そういえば先ほどすぐ下の畑へ降りて行かれるのを見かけたっけ。 仮住まいには火がないので近くのスーパーで「あさ漬け大根の素」を調達して早速一夜漬けにしました。 |
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■床板の張付け@ 【2007.11.27】 1:00〜4:00pm
外部サッシ(金属製建具)の取付け、外壁の防水シートの張付けと通気胴縁の取付けは既に終わっています。 床下の逃げ配線/逃げ配管も終わり、床張り工事が進められています。 床張り作業は2階から行われ、現在1階の床張りにさしかかっています。 和室以外の床はすべて無垢のパイン材です。これも「心」と「秋」のこだわりの一つです。このこだわりの1枚1枚が張られていくのを眺めていると感慨もまたひとしおです。 外では並行してバルコニーのFRP防水工事が行われていました。 |
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■床板の張付けA 【2007.11.29】 1:00〜2:30pm
床張りも最終段階にさしかかっています。 手前の三角形の板は、階段の回り部分の踊り場になるところの踏み板です。 階段の実寸法を取りながら入念に仕上げていきます。ここは大工さんの腕のみせどころです。 |
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■断熱パネル張りなど 【2007.12.01】 1:00〜3:00pm
階段のかたちが見えてきました。Uの字を描いて上っていく立体的な造形は実に見事です! 壁の断熱パネル(カネライトフォーム)張りも進められています。 外ではサイディング工事が始まっています。 テレビボードの仕様の詰めを現場でしました。リビングのアクセントになる部分です。前日に設計者のKさんに案を出しておきました。 |
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![]() 階段(全体)
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![]() 階段(部分)
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![]() 断熱パネル張り
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■内部(木製)建具工事@ 【2007.12.05】 1:00〜2:30pm
1階の断熱パネル張りは既に済んでいました。 階段も出来上がっていました。 内部(木製)建具工事が始まっています。 外で行われているサイディング工事は最終段階にさしかかっています。 出来上がったばかりの階段を一歩いっぽ踏みしめながら上がりました。2階に上がるのは上棟式以来です。 一つひとつ窓を開けながら外の景色を眺めてみました。特に南西から北西側にかけての眺めがいいです。 伊那山地の山々を背景に、小学校、中学校、美和湖が眼下に、美和ダムが遠方に眺められ、天気のいい冬場はさらにその遠方に北アルプスが望めます(中央アルプスは伊那山地の陰になって残念ですがここからは見えないんです)。 |
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![]() 階段(2階下り口より)
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![]() 2階(寝室南側)
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![]() 建具工事(キッチン入口)
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■腰板の張付け 【2007.12.08】 1:00〜4:00pm
腰板張りが始まっていました。 腰板はパイン材です。1階の壁の下側部分のほとんどに張ります。主にネコちゃん対策です(なにせ我が家にはネコが9匹もいますので...でも、多分、「秋」お気に入りのオスネコの「しろちゃん」以外は物置に追いやられると思います)。 階段の壁の下地(石膏ボード)張り、2階の断熱パネル張り、それに、電気工事(壁スイッチ、コンセントのボックス取付)が並行しておこなわれています。 外では外壁のシーリング工事が行われていました。 |
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■造作工事B 【2007.12.20】 1:00〜3:30pm
キッチンの造作棚が完成しました。 棚受けにはステンレス製のレール(通称ダボレール・ダボ柱)が付けてあり、棚受けの爪を上下に移動して棚の高さを調整することができます(1.5cm間隔)。 バルコニーの手すり、花台(2階個室南窓)も取り付けられました。 |
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■造作工事C 【2007.12.22】 1:00〜2:30pm
キッチンカウンターの姿が見え始めてきました。「秋」こだわりのひとつです。 キッチン側のカウンターの下にはちょっとしたスペースを設けてあります。分別用のゴミ入れなど調理途中に結構使うもので外からはあまり見えないほうがいいものをここに置いておくわけです。 外では破風・幕板・樋の取付工事が行われています。 |
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![]() キッチンカウンター(キッチン入口より)
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![]() カウンター脇の食器棚(ダイニング側)
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![]() カウンター脇の食器棚(キッチン側)
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■造作工事D 【2007.12.26】 1:00〜2:30pm
家事コーナーの造作棚が完成しました。 これも「秋」のゆめのひとつかな?ダイニングとリビングの間の南側の壁に面しています。かなり前に、ここで使う専用の椅子を調達してあるんですょ(気が早いですねぇ!)。 家計簿や、パソコン、電話機をこのコーナーに置く予定です。 |
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■造作工事E 【2008.01.13】 1:00〜3:00pm
こだわりのTVボードが姿を現しはじめました。 リビングのアクセントとしてここに大画面(50インチ)のフラットテレビを置く予定です。が、しばらくは手持ちの小さなテレビで我慢することになりそうです。 |
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![]() TVボード(和室より)
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![]() TVボード(正面)
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![]() TVボード(玄関より)
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今日は「秋」と息子の3人で南隣の「おじいちゃん」宅へおじゃましました。 なんでも、近くの川で獲れた岩魚を「ご馳走したるで」とのことで、楽しみにしていました(息子は岩魚を食べるのは初めてなのでなおさらです)。 お茶とお菓子でいつものようにおしゃべりが始まりましたが、いっこうに岩魚の話は出てきません。じいちゃん、忘れてしまっているのかなぁ、とだんだん不安になってきましたが、誰もそのことを切り出そうとはしません。 ...んん...やっぱり不安...。 しばらくして突然、「そいじゃぁ」とおじいちゃんが腰をあげて、「身がくだけんよう冷やしておいたんじゃ」と鍋の蓋を開けました。中には煮込んだ岩魚が整然と並んでいました(30センチほどもある大きな岩魚が7匹も!)。忘れていたんじゃなくて冷めるのを待っていたんだね。 ...「おいしい!」...「魚臭さが全然ないね。」...「身が引き締まっていて新鮮!」 身をつまみながら口々にしゃべくり合い、1匹ずつぺろりと平らげてしまいました。おじいちゃん、ご馳走様でした。 おいしい手料理と、さりげない心遣いをいただき、みんな、おなかもこころもいっぱいになりました。 |
■造作工事F 【2008.01.25】 1:00〜3:00pm
造作工事が終わっていました。 完成したTVボード(クロス仕上げは未ですが)の前に立つといろいろと思い浮かべてしまいます。ここに大型のテレビを置いて、ビデオデッキをこの中に入れて、スピーカーはここに...ん?。 このTVボードの裏は廊下ですが、間接照明で足元を照らします。設計者のKさんの粋な計らいです。どんなムードが醸し出されるのか、今から楽しみです。 お風呂の外側には目隠し格子が取り付けれていました。裏方にしてはもったいないくらいの出来映えです。 ウッドデッキの手すりも付きました。 内装の下地、石膏ボード張りも最終段階にさしかかっています。 |
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![]() お風呂の外の目隠し格子1
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![]() お風呂の外の目隠し格子2
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![]() ウッドデッキの手すり
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在来工法は日本の伝統的な家造りを受け継いだ工法で、年間の持ち家着工戸数の7割近くを占めています。
木造軸組は、たて木として通し柱・管柱(くだばしら)・つか、よこ木として土台・大引き・棟木(むなぎ)などを組み上げた工法で、たてとよこの部材で構造耐力ができているため、「柱・梁工法」とも言われています。
上から加わる荷重をたてとよこの部材で支え、地震の揺れや風のような横から加わる力に対しては筋交いで対抗します。耐力構造として面(壁)を必要としないため、設計面では自由度があります。
木工事では次の点をチェックしましょう。
◆筋交いの配置、方向等は図面どおりですか?
◆接合部の補強金具はきちんと締まっていますか?